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2021.11.03
健気な柿
前の住人が植えたと思われる柿の木。
すくすくと育ち、南隣の梅田さんちの敷地にまで枝葉を伸ばし、秋が深まると
枯葉がどっさり。
(植えた時にはまさかこんなに大きくなると思わず隣の境界線近くに植えたんだろうが。)
それをご主人が毎朝竹ぼうきで掃き取る。その竹ぼうきの「シャー!シャー!シャー!」の
音に反応してカーリー、気が狂ったように吠えまくる。
おまけに手入れをしてくれていた父が亡くなり、ほったらかしだった柿の木だったが、毎年
健気に実を付け120個以上取れていた。
2019年に主人の病気が判明してから収穫するにも息子を頼るしかなく、これまた直ぐに動かないので
イライラは募るばかり。
んじゃもう切っちゃえ!と、八木さんに頼んで背丈ほどに切ってもらった。
枝葉も無く、ただの棒が立ってる状態だったが、「2~3年すれば実が付くよ。」と八木さんに言われ
「ホントかよ!?」と半信半疑だった私。が、数日前たった一つ柿見~っけ!
秀子さんに言わせると、「お父さんの柿だから、鳥に突かれる前に収穫して供えた方が良いよ。」だって。
2021年11月3日 4:27 PM | カテゴリー: ブログ