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2023.01.15
隠し財産
主人は亡くなるまで頭がクリアーだった。最後の方は病の進行で声も聞き取り難く
筆談交えてのやり取りだったが、亡くなる数週間前に会話の中で「預金が有る。」と言ったので
真に受けた私は「え!?幾ら?どこに!?」と聞いたら「静銀に2,000」だと。
てっきり2千万だと思った私。「2千万円?」と返したら「2千億円」って。
「へそでお茶が沸くわ。」と言って終わったのだが、暮れに「スルガ銀行」からDМが届いた。
確認したら口座が残っているとの返事。店頭に出向き解約の手続きをしたら、当座、普通、貯蓄の
3本の口座があると思いがけない事実。
貯蓄と聞いて2千万が頭をよぎったが、呼ばれて提示された残金が合わせて¥3,800程度。
思いっきりパンパンに膨らんだ希望の風船が、一瞬にしてパン!!と爆ぜて終わった。
2023年1月15日 3:46 PM | カテゴリー: ブログ